便利な道具にも哀しくも可笑しいルーツ

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最近、手に取った本でふと懐かしい気分にさせてくれるものがありました。

いつのころでしょうか。こんな言葉がありました。

三種の神器

覚えておいででしょうか。1950年代のことです。それは・・・、

白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫でした。

それが、1960年代の高度経済成長期に入ると、

カラーテレビ (Color television)・クーラー (Cooler)・自動車 (Car)

で、頭文字をとって、3Cとも言われました。

新三種の神器となるのですが・・、

このあたりになると、おいそれと追いついていくことが庶民には難しくなってきます。

そう、憧れだったのです。

それぞれのルーツが載っている本があったのです。

家電の発達に込められた思いが伝わってきます。

思いです。

とっても、重いです。

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昭和珍道具図鑑 便利生活への欲望 [ 魚柄 仁之助 ]
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いかがですか? いい感じの表紙です。

「昭和珍道具図鑑」

しかも、執筆者は1956年生まれ。まさに、あらかん世代です。

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家電のルーツにホンキ

この本の目次をみると、洗濯機・冷蔵庫・コンロとはじまり、最後は、消えていったモノたちが扱われています。

ページを繰っていくと、もう、可笑しくって笑っちゃうんですが、そのうちに、なんだか、哀しくなってもきます。

もの作りって、すごい世界だなってわかってきます。そういう積み重ねが現在の豊かさをつくってくれているのですね。

感謝しなくちゃ。

さて、この本のなかで久能木式洗濯機の図があります。

上記の表紙のセーラー服の少女が使っている木のタルのようなものです。

もうちょっと調べてみると、国会図書館のデジタルコレクションに写真がありました。

女の子は、前掛けをしていますね。

日本髪を結った奥さまは、割烹着です。

デジタルコレクション

出展:http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/916986

いかがですか?

ちゃんと、写真もあったのです。

この国会図書館の書には、次のような説明があります。

「日本の婦人は洗濯するために生まれてきたようなものだ」・・・これは、往々西洋夫人から聞かされる言葉で御座います。またある医学博士は、
「日本の婦人病の大半は洗濯時の不自然な姿勢が原因している」と申されて居ります。

いかがですか。

とても高邁なる思想の元に開発されてきたのです。

女性を過酷な家事労働から解放しなくちゃいけない、そんな思いが重く伝わってきます。

さらに、「洗濯機」の詳細図もあります。

機械

出展:http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/916986

すばらしいでしょ。

さあ、本書に戻りましょう。

「昭和珍道具図鑑」にはすごい広告がありました。

その名も・・・巡回洗濯女!

今で言うのなら、デリバリー洗濯メイドさん・・・かな。

洗濯女

消えていったモノたち

最後に、面白いモノをご紹介しましょう。

「木登り自転車」

木登り自転車

当時の説明文があります。

この自転車は全然手がかりのない電柱をもすらすらと上ります。また枠にカンバスを張ると軽快なボートとなって静かに水上に浮かびます。

もしかしたら、どこかで実用化されているかもしれません。

見かけたら、ぜひ、お教えください。

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