衆院選投票率低下の元凶は?ラジコで聴いた

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ラジオが面白い。

あらかんマリオとしては、そう・・・、中学生時代はラジオをよく聴いたものです。皆さまもそうでしょう。覚えておいででしょうか。

「ゴーゴーゴー あんど ゴーズオン!」

思い出します。「オールナイトニッポン」の糸居五郎さん。

ナッチャコパックとか、亀とアンコー・・

こう書いていると、わからない方には何のこっちゃでしょうね。

ラジオの深夜放送のことなんです。中学生のころ、眠い目をこすって聴いたものです。リクエスト葉書もせっせと書いたりして。

わりとTBS系の「パックインミュージック」を聴いている同級生たちが多かったけど、少しばかりへその曲がっている私マリオはニッポン放送の「オールナイト・・・」が好きでした。文化放送の「セイヤング」ってのもありました。レモンちゃんが大人気だったようです。

当時、文化放送では、大学受験講座なんてのが旺文社提供であったため、受験生にはご利益があるというもっともらしいウワサがありましたが、おそらくレモンちゃんの悩ましい声が聴きたかったに違いありません。レモンちゃん、いまも、ご活躍です。いまや、レモンさまと呼ぶべきでしょうか。

そういえば、「オールナイトニッポン」、なんと50周年だそうで、おめでとうございます。

あれから幾星霜・・。

ずーっとラジオなんか聴いていませんでした。

ところが、東京脱出して、車を運転するようになると、ついついラジオを聴くようになりました。ついついのついでに、歌謡曲も聴くようになったのは、何故なんでしょう。夜なんか運転していると、歌謡曲が流れていると寂しくないんですね。

車の中だけじゃなくて、家にいるときも、ラジオがよくなっちゃうんです。テレビだと、画面も観なくちゃいけなくて、なんだか行動を縛られてしまうようで、だから、自由に動けるラジオを聴くようになったのです。

かつてテレビ番組をつくっていた人間として、ながら視聴ってできないのです。じゃ、ラジオならながら聴きでもゆるされるのってことだけど、これはいいよね。

還暦すぎると、青春時代に回帰するんでしょうね。

ところで私はラジオを持っていないのですが、インターネット経由で聴くことができます。ご存じの方も多いと思います。

NHKだと「らじるらじる」、民間放送だと、「ラジコ」。さらに、「ラジコプレミアム」に加入すると全国の放送が聴けるんです。

平日の午後は、文化放送を聴くことがあります。

こんな番組です。「大竹まこと ゴールデンラジオ 」。

ゴールデンラジオ10月17日

出展:http://www.joqr.co.jp/golden/scene.html

そこで、ちょっと気になる情報が得られました。

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投票率が下がったのはいつだ!?

曜日ごとにゲスト出演者があります。月曜日が森永卓郎さん、火曜日が深澤真紀さんという具合。

この深澤さんが投票率について、こんなことをおっしゃったのです。

深澤「96年に一気に60%を割るんです・・・」

大竹「何があったんです」

深澤「小選挙区制が導入されたんです」

ネットに録音データがありました。だいたい、抜粋した箇所は、1分半あたりです。

ほんとうだったのでしょうか。

ちょっと、調べてみたくなりました。

まずは、本丸・総務省のデータ。

投票率グラフ

出展:http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/ritu/

いかがでしょう。

たしかに、平成8年1996年に60%を切っています。

中選挙区から小選挙区制が導入されたのですね。細川首相のときでした。

それ以前は、低いときも67%を割ることはありませんでしたから、激減といえるでしょう。

気になるのは、そのあと増えていることです。平成17年2005年と平成21年2009年です。

グラフの注5に、こんなことが書かれています。

平成17年より、期日前投票制度が導入された。

要因はこれだけでしょうか。

分析を進める前に、さらに年代別の推移をみてみましょう。

明るい選挙推進協会のデータです。

年代別推移

出展:http://www.akaruisenkyo.or.jp/070various/071syugi/693/

やはり、平成8年に各年代とも急降下。その後も低下傾向といえるでしょうか。とくに、深澤さんがラジオでおっしゃっていたように、20歳代の急降下ぶりは著しいですね。

ところで、気になるのは、そのなかでも、アップしている頂点がふたつあることです。

一つは・・・平成17年2005年の第41回衆院選。このときに何があったのでしょう。すぐにわかりました。

いわゆる「郵政選挙」であり、「小泉チルドレン」がクローズアップされた選挙でした。

つづいて、気になる平成21年2009年、45回衆院選です。このとき、何があったのでしょう。こちらのサイトをご覧ください。

民主300議席超す勢い…衆院選情勢調査

そうだったのです。民主が大幅に議席を伸ばした選挙だったのです。このページには次のような記述があります。

読売新聞社は30日投票の第45回衆院選を前に18日から20日までの3日間、全国の有権者約11万人を対象に世論調査を行い、全国総支局などの取材を加味して、序盤の情勢を探った。

ということでした。

その結果は・・

民主党は小選挙区選、比例選ともに自民党を圧倒しており、単独で過半数を確保し、300議席を超す勢いだ。

ああ、こんな世論調査があったのですね。2009年のお話です。

ついで、わかりやすく図にもしてくれてあります。

予測図

出展:http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090821-OYT1T00050.htm

ということで、このときの投票率アップは、小選挙区制というより、政権交代への国民の期待が高かったのでしょう。あくまでも2009年のお話です。くどくてすみません。誤解されないためです。

逆に言いますと、その反動も大きかったといえるでしょう。このあとの急落ぶりは怖くなるほどの急降下でした。

議席と得票率はこれでいいの

ある意味、投票率推移は、正直だといえるでしょう。時代を反映しています。

投票率は、政党ごとの得票数に影響を及ぼすと思われますが、ここで問題としたいのが、得票数と議席獲得数です。

得票数と議席獲得数について興味深い分析がこちらにありました。

毎日新聞のサイトです。

小選挙区制のどこが問題なのか

とりわけクローズアップされたのが、52.7%という戦後最低の投票率と、48%の得票率(295小選挙区の有効得票総数に占める自民党候補全員の総得票)で76%の議席を占有できる(自民党は295小選挙区で223の議席を獲得)という小選挙区制の“マジック”だった。いいかえると、自民党は、小選挙区に投票した人の、2人に1人弱の得票で、じつに衆議院の4分の3の議席を得たことになる。

じつに、半分弱の得票率で4分の3の議席を占有できたということです。

この記事のなかに、もうひつつ気になるところが、例の郵政選挙です

郵政民営化に賛成した自民・公明の候補者が小選挙区で49%の得票率にとどまったのに対し、議席占有率はやはり75%。人気の追い風も受けて286議席を獲得する大勝だった。

ね。やっぱりね。

半分の得票率で4分の3の議席を得たわけです。

言い換えると、全体の半分の票を獲得できれば、議席は25%上乗せの4分の3獲れちゃうということなんですね。

今回は、どうなるんでしょう。すでに、報道各社では各党の議席獲得の予測を発表しています。

最新の記事をみてみましょう。

朝日新聞です。比例投票先、立憲伸び13% 希望11% 朝日世論調査

朝日新聞社は17、18日、衆院選に向けた世論調査(電話)を実施した。比例区投票先を政党名を挙げて聞くと、自民党が34%(3、4日実施の前回調査は35%)と堅調。立憲民主党が13%(同7%)に伸び、希望の党11%(同12%)を上回った。公明党7%、共産党5%、日本維新の会4%などが続いた。

とあります。図があります。

朝日の予想

出展:http://www.asahi.com/articles/ASKBL3V1XKBLUZPS001.html

これで、単純に全議席数を比例配分すると・・・

自民:214人、立憲民主:82人、希望:69人、公明:44人、共産:31人、維新:25人ってことになります。合計465人。あくまでも、大雑把に配分しただけです。

でも、これが民意に近いのではと推測します。ただ、選挙区ではもっとべつの力学が働いていると思われます。

この朝日新聞の記事には、さらに、どんな政権がいいかという質問をしています。

「自民党を中心とした政権」37%(前回43%)、「自民党以外の政党による政権」36%(同33%)と割れた。

これも、ひとつの民意でしょう。

それでは、もうひとつ、フジテレビ系の世論調査です。

世論調査 衆院選投票は

結果を引用してみましょう。

FNNが、15日までの2日間行った衆議院選挙に関する世論調査で、比例代表では、どの政党に投票するかを尋ねたところ、「自民党」と答えた人が、3割を超えて最も多く(32.9%)、次いで「希望の党」(15.0%)と「立憲民主党」(14.6%)が、1割台半ばで拮抗し、2位争いを展開している。
そのほかは、「公明党」(8.5%)、「共産党」(5.4%)、「日本維新の会」(4.8%)、「社民党」(1.0%)、「日本のこころ」(0.9%)の順だった。

つづいて、小選挙区ではどうなっているかというと、与野党の差がひろがります。

小選挙区での投票先を尋ねたところ、「与党の候補」(39.5%)と、「与党系無所属の候補」(4.1%)に投票すると答えた人が、あわせて4割を超え、「野党の候補」(27.4%)と、「野党系無所属の候補」(7.8%)に投票すると答えた人は、あわせて3割台半ばで、与党が優勢となっている。

これは、どうしたことでしょう。

政党としては・・・、「あそこがいいのだけど、選挙区では、与党系がいいなぁ」ということなのに、当選するのは、各選挙区でたった一人。

ならば、安心できる与党か与党系の人ってことになるのでしょうか。

とすると、得票率が5割に近づいてしまうでしょう。そうなると、議席は4分の3に?

ということで、実際の世論と議席数の差がひろがるのかもしれません。

ふと思います。

中選挙区制だったら、どういう結果になるのでしょうね。

ここで、先にあげた毎日新聞の記事から引用しましょう。

小選挙区制のどこが問題なのか

2014年11月25日、憲政会館で行われた故・土井たか子氏(元社会党委員長・元衆院議長)のお別れ会で、河野洋平氏は次のような謝罪の言葉を述べた。

「(私は土井さんに)謝らなければならない大きな間違いをした。(略)あなたは小選挙区に対して非常な警戒心を持たれていた。しかし社会全体の動きはさまざまな議論をすべて飲み込んで最終段階になだれ込んだ。私はその流れの中で小選挙区制を選択してしまった。今日の日本の政治、劣化が指摘される、あるいは信用ができるかできないかという議論まである。そうした一つの原因が小選挙区制にあるかもしれない」

いま、私の中に、おたかさんの毅然とした姿が浮かんできています。その声も聞こえてきます。

「ダメなものはダメ」

土井たか子さん

出展:http://www.huffingtonpost.jp/2014/09/28/doi-takako-passed-away_n_5894892.html

さぁ、この選挙制度、それでも、あなたは投票しますか?

私マリオは、いろいろ考えた末、期日前投票いたしました、はい。

長文、ここまでお読みくださって感謝いたします。もしも、「面白かったよ」と思われた方、こちらの3つのボタンを、ポチ・ポチ・ポチっと
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